彦ちゃんの河内歴史話井戸 第78話
足元から見える地域の歴史。
前号(6月号)では「第一回河南神慶塾」の事をお伝えしましたが、6月22日に全く同じ内容で第二回を行いました。有難いことに岡山県や香川県からもお越しでした。
岡山県からの参加者が19歳の大学生だったことに皆驚きました。
第一回から私の知人がⅩ(旧ツイッター)で宣伝してくれていて、それを観て日程の合う第二回に参加してくれた由。SNS恐るべし、ですね。
さて話は替わって、先日、「マンホールカード貰ってきた」と家人が言うので「いつからそんな趣味あったん」と応えた。なんでも広島の親戚が集めているらしく、その応援を始めたそう。
以来、買い物や墓参りの移動を活用しては、河南町や千早赤阪村の役場に寄ってカード(写真)を貰ってきました。
よく見ると表はマンホールの蓋ですが、裏面には蓋の絵柄について詳しい解説がされています。藤井寺市では古墳と縄文時代の首飾りや市の木である梅がデザインされ、千早赤阪村は金剛山に「太平記の村」の文字。そして山百合とクスノキも。河南町は町の木(さくら)と花(ゆり)。そして羽曳野市は竹内街道と古市古墳群の旗を持った、ご当市キャラクターの「つぶたん」。
確かに、一枚手にすると集めようと思う気持ちがわかりますね。
何でもネットで簡単に直ぐ手に入る時代に逆行する趣味ですが、本来欲しいものは自分の足で出向き、自分の目で確かめて手にするものでした。
私自身は散策(探訪)が趣味兼仕事ですから各市町村に出向いて直接カードを貰うという泥臭い行為は全く苦になりません。それどころかカードという必ず貰える付加価値が付いて嬉しいくらいです。
太子町、富田林、河内長野、大阪狭山の各市のもゲットしたく。正に「歴史話井戸」そのもののマンホールカード、皆さんも集めてみませんか。
天誅(忠)組記念館
☎090-5010-3995(予約優先)
藤井寺市小山5-8-33 テックハイム小山1階
10:00~12:00、13:00~16:00
水曜休/賽銭・カンパ方式