楽らく隊員モニター体験記 Vol.182　杉藤牧子さん

Googleマップで「本きもの松葉」と検索すると富田林市に「本社」と「きもの館」が出てきます。今回の着付け教室は「きもの館」、大きく目立つ看板があり建物入り口に20台ほどの無料駐車場がありました。

入るとすぐに着物姿の先生がにこやかにお出迎え、立ち姿が美しく素敵です。私も綺麗に着ることができるのかドキドキしながら、靴を脱いで2階へ上がりました。

教室には全身鏡が10台ほど並んでいて、一人一台ずつ使えます。鏡の前に畳一畳分程の敷物を敷いてその上が自分のスペースです。私は着物に使う一式を持ち込みましたが、借りることもできるようです。先生はとても気さくにお喋りをしてくださり少し緊張がとれたところで、ご挨拶をして着付け体験スタート！

先ずは帯、着物、長襦袢、肌着、足袋等を着やすいように準備、順番に畳んで重ねます。

着進めていくと襟の空きぐあい、肌に添わせるように空気を抜いて、背中に手をまわしてしわを取って…と慣れない動きに汗がにじみます。でも、しっかり冷房がきいているので大丈夫でしたよ。

帯締めをキュッと締める時の持ち方、帯揚げは先生が隣で結ぶお手本を見せてくれながら、その真似をすると私でも綺麗に帯の中におさめることができました。完成！鏡には馬子にも衣装?!別人のように変身した自分が映っていてとても嬉しかったです。

先生は「着付けの手順を忘れるのはあたりまえよ」と励ましてくれ「綺麗に着られていますよ」と何度も褒めてくれたので安心して楽しめました。

洋服と違って着物を着るのには時間がかかります。ゆっくり丁寧に着物を扱う自分は少しぎこちないけど、美術品を扱っているような非日常を楽しませていただきました。

今回の着付け教室体験で、着物を気楽に着て良いことを知ったのと、日本人としてもっと着る機会を増やしたいと思いました。