トピック・3Dプリント義歯2
日本ではほぼ見かけない3 Dプリント義歯は、米国、中国では30〜 40 %、東アジア各国、欧州では 20〜30 %ほどの普及率と言われています。
この欄でお話ししているように義歯作成は物凄く多くの手間がかかりますが、この方法ならその多くの工程をパソコンの画面上で作業し、そのデータを3Dプリント義歯として出力すればほぼ完了です。
これらの国々では歯科技工所は大規模な会社組織等で多くの歯科技工士がそこで働き、効率化を目指すため積極的にデジタル技術を導入します。
なぜ日本で普及していないかというと、日本の技工所の多くが 1人〜数人規模で経営されていている上に、他国よりはるかに低価格な保険収載義歯を手作業で作らねばならず、低収益長時間労働の問題で現在、歯科技工士免許保持者の25 %ほどしか実際に歯科技工に従事せず、その平均年齢は 52 歳。
ここではとても超高額な新鋭機器を導入できないのです。今回の保険導入や6月改定は、政府も危機 感を持っている兆しですが、今はまだ負担の方が大きいと技工士さんからは聞いています。

















